

6.Giovanniによって電子透かしを埋め込むことができるのはどんなタイプのデータですか?
7.Giovanniによって電子透かしを統合できないデータタイプはありますか?
8.Giovanni電子透かしの基礎となる一般原理は何ですか?
9.コピーからGiovanni電子透かしを抽出するために、透かしの埋め込まれていないオリジナルデータが必要ですか?
11.Giovanni電子透かしはアナログ変換にも耐えられますか?
12.一度埋め込まれたGiovanni電子透かしは取り除くことができますか?
14.なぜGiovanniは単にIDシリアル番号をエンコードしないのですか?
16.Giovanni電子透かしはアナログ変換にも耐えられますか?
Giovanni電子透かしとは?
Giovanniは真の電子透かしシステムです。この技術は特許が取られており、マルチメディアコンテンツをネットワーク上で配信したり、CD等のデジタル媒体で出版する際に著作権保護に役立ちます。このシステムは電子透かしの埋め込み過程で“鍵”を利用する点で、他の電子透かしシステムと区別できます。
電子透かしとは?
電子透かしは、デジタル画像、ビデオ、音声の中に隠されたメッセージです。透かしはコンテンツ自身に統合されます。従って、記憶容量が増えることもなく、また新しい標準フォーマットの必要性もありません。しかも、様々な種類の情報を含むことができます。目に見える紙の透かしと違って、電子透かしは見えなくしたり、聞こえなくしたりすることができ、そしてコンピュータによって読み取ることが可能です。Giovanniの場合、透かし情報にはコンテンツに埋め込む際に生成される“鍵”によってアクセスします。技術的には、隠されたグラフィック(透かしデータ)の安全性を確保するために、鍵の生成と埋め込み信号の処理は区別しています。
Giovanniはなぜ最初に音楽を対象にしたのですか?
オーディオ市場が他のどんな商業メディア市場に比べても、再生品質の標準と製品の売買高が非常に高いという特徴を持っていると信じています。いくつかの身近な例としては、ミュージシャンにとって低コストであり障壁が低く入り易い、高価な“hi-fi”オーディオ機器の卓越さ、放送の機会が膨大、そして本質的に受動的なメディア等があげられます。人間の聴覚は本能的に高いレベルを要求しますので、できる限りの高品質レベルのオーディオベンチマークで電子透かし技術を確立しています。インタラクティブなビジュアルメディアとして、人間の脳は音楽透かしに対する敏感な聴覚に比べて、視覚の許容範囲が広いという特徴があります。ただ、私達は音楽が好きなのです。(Giovanniの鍵による設計が”エレガント”なため、他のメディアでの開発は私達の静止画対応は完成します。デモ版をご利用ください。
海賊版を作らないこと
透かし情報の埋め込んだ場所がわかるのは、セキュリティ上好ましくありません。埋め込み位置がランダムであることが必要です。
何故注目すべきでしょう
デジタル電子透かしは、デジタル環境において複製に対する責任を確立することができます。そのようなコンテンツの行方の追跡の欠如が、メディア作品のオンライン・コマースに対する最も抑え難い障壁でした。
Giovanniは、制作者にタイトルやサンプルをオンラインで直接商売することを促す技術です。透かし情報の埋め込まれたコンテンツの流通を通じて、アーティストと消費者はお互いにより近い存在となります。重要なことは、全ての電子透かしシステムが同じ様に機能するわけではありません。埋め込まれる信号のセキュリティに関しては、特にそうです。ユーザは自分のニーズに適した製品を選択すべきです。
電子透かしを埋め込むことができるのはどんなタイプのデータですか?
デジタルオーディオ、ビデオ、静止画等、デジタルサンプルを含むどんなデータでも可能です。
電子透かしを統合できないデータタイプはありますか?
一般的に言って、エラーに対し許容度ゼロのデータは全て、Giovanniを使って電子透かしを埋め込むことはできません。
Giovanni電子透かしの基礎となる一般原理は何ですか?
全てのデジタルサンプルは、アナログ信号の要略に過ぎないので、エラーに対する許容をビルトインとして持ち合わせています。たとえデジタルデータが激しく傷付いても、再生あるいは表示する際に認識できることは少なくありません。デジタルサンプルから構成されるデジタルレコーディングは厳密ではないため、人間の知覚には影響を与えずにごく僅かだけ変更することは可能です。知覚の基準は、色々なメディアの品質により違いますが、全てのコンテンツの商品価値を具体化します。従って、知覚の規範は電子透かしにおいて先天的に優れており、流通可能なセキュリティを提供してくれます。
コピーからGiovanni電子透かしを抽出するために、透かしの埋め込まれていないオリジナルデータが必要ですか?
いいえ。
他の電子透かしシステムと違い、全ての情報はコピーの中に存在します。Giovanniソフトウェア、エンコード鍵、そしてコピーがあれば、電子透かしは抽出できます。Giovanniは鍵ベースのシステムですので、
Giovanniで既に電子透かしの埋め込まれたコンテンツの各コピーには理論的に別の鍵でエンコードできます。この前提の下、セントラルデータベースを維持するか、或いは電子透かしの実際の場所を予め決めておくことを提案するアプローチは、本質的に“シングル鍵”よって実現することを意味します。現実には“もしニューヨーク市の全てのアパートが同じ錠前を持っているとしたらどうなりますか?”という疑問が残ります。マルチ鍵(マルチレイヤー設計の前提が、電子透かしの埋め込まれたコンテンツのセキュリティと品質の両方を保証してくれると私達が信じる基本となっている)はユーザによってコントロールされるべきであり、第三者によって事前に定義されるべきではありません。アーティストはそれぞれ違った方法でコンテンツをマスタリングするのと同様に、ユーザはそれぞれのコンテンツに違った電子透かしを埋め込みたいのです。同じユーザがコンテンツと鍵の両方を管理できる選択肢が望まれるでしょう。第2の質問: “もし銀行がある特定の時間だけ貴方のお金を保護するとしたら、そのセキュリティに対して満足しますか?”
完全な電子透かしとして埋め込める最小のデータ量は?
音声に関しては、その信号にもよりますが、たぶん数秒です。
私達が市場展開と商用目的で開発した音声CODEC(1997年後半)は、チャンネル毎の各レイヤーに100ビット、ステレオでは200ビット/秒に近いレートでエンコードします。チャンネルに分割された5つのレイヤーは、1000ビット/秒を超えるエンコーディングレイトを可能とします。それらビットは、信号の中で知覚的に最も意味ある部分に、-8dBでエンコードされます。CODECパラメータによる変換は次を参照して下さい。
Giovanni電子透かしはアナログ変換にも耐えられますか?
我々の静止画コーデックは、コーディングで使われたキーは、ユーザーが解読し管理を合成するスチールに混入する余裕があれば、切り取った JPEG 圧縮画像の大きさを調整し、そして他の普通のイメージと合成するしてもなお、生き残ることができるよう開発されました。切り取ることと大きさを調整することは逆の関係を持っています。デジタル透かしデータの生存にかわって、若干のトリックを行う必要があります。我々のアプリケーションは強靱性(生存率)をテストを通過できる利用可能な最初の製品です。 StirMarkすべての他製品とは異なり、多くの静止画が限定された「透かしのメッセージ」ペイロードを持っており、多くをデータ隠すのにすぐ利用できるスペースつまり透かし模様メッセージは、静止画製品が 公開キー暗号システムで明白なセキュリティパラメータをもっており、 PGP のような人気が高い公開鍵ソフトウェア製品を利用すれば、コーディングのキーを検査する能力をもっていても、電子透かしは解読されないイメージのキーセキュリティを確認しました。
一度埋め込まれたGiovanni電子透かしは取り除くことができますか?
許可された鍵を使って可能です。
このシンプルなコンセプトがGiovanniと他の電子透かしシステムと違うところです。これはまた、関連する知的財産に基づくものでもあります。電子透かしはコンテンツの知覚的に重要な部分にランダムに埋め込まれますので、鍵無しで電子透かしを消去しようとすると、透かしを持ったコンテンツ自身が壊れてしまいます。更にたとえ電子透かしを消去できたとしても、デジタル署名が透かしメッセージに含まれているため、“署名”チェックで改竄が明白になります。
歴史的注意書き: 以下のアナロジーは電子透かし技術を説明する際に有名です。
諺の“一束の乾草の中の針(望みのない捜し物)”を思い出して下さい。この諺にひねりを加えます。たった1本の針の代わりに何千もの針があるとします。一束の乾草がデジタルメディア作品で、何千の針の個々が電子透かしのコピーです。コンテンツの制作者は、鍵の代わりに各針の場所を教える地図を持っています。もし盗人が絶対捕まりたくなければ、全ての針を乾草から見つけ出し、取り除かなければなりません。たった1本の針が盗人を捕らえる手掛かりとなってしまいます。制作者と違い、盗人は地図や鍵をもっていないのです。盗賊には2つの選択肢があります。全ての針を探し出すことに生涯を費やすか、全ての針を壊すために乾草を焼き払ってしまうかです。(このストーリーに対する最後の捻りは、デジタル署名の真偽チェックで“針”の効力をチェックできるGiovanni鍵所有者の知識無しでは、個々の針を取り除いたり、置き換えることはできないということです。)
どんな情報を電子透かしに挿入できますか?
製作者が役立つと思う情報は全て埋め込み可能です。(制限は、ターゲットメディアのサイズと埋め込むデータサイズだけです。)
製作者はコンテンツに電子透かしをエンコードする際、電子透かしストリームに現在のデータベースを自動保守する処理を組み込むことが可能です。製作者は従って、独自データベース情報の管理とそのアクセスを個別に強化することを虐げられていますが、Giovanniによって両方を同時にシームレスに強化することが可能です。
なぜGiovanniは単にIDシリアル番号をエンコードしないのですか?
単一のシリアル番号の使用は、電子透かしのサイズを小さく保つという利点があるように思えます。他の電子透かし案が著者のシリアル番号だけをコンテンツにエンコードすることを求めている中で、私達にはこのモデルの中に落とし穴が見えます。
意味のあるレコードのシリアル番号を関連づけているデータベースを、著作者が自分自身で保守しなければならないか、或いは他の誰かにそのデータベースの管理を任せなければなりません。どちらの場合にしろ、データベースを失い、そして著作者としての権利を失います。もし全ての著者が彼ら自身でシリアル番号とレコードのデータベースを保守したとしたら、電子透かしとしての客観性はないでしょう。議論は結論を出さなければならないでしょうが、画像、音楽やビデオの断片から抽出することを要求する“ある番号”の判定を完全に著者に頼ることになります。
これら多くの提案の背景にあるもう一つの理由は、Giovanniに比べて電子透かし情報に対するスペースがとても小さいという単純な事実です。アーカイブや第三者に保管して貰う権利、及び電子透かし情報にサードパーティをより積極的に巻き込むことは、コンテンツクリエータの手に残る支配力が小さくなることです。Giovanniの設計における中心的前提は、“完全に信頼できる唯一の人間は、あなただけです。”
Giovanniの場合は、完全な情報をエンコードすることによってもっともっとしっかりしたアプローチを取っています。その情報は、電子透かし自身から直接抽出し、曖昧でなく否定できない方法で読むことができます。人間が読めるフォーマットの電子透かしを使い、そして鍵無しでの発見や改竄から情報を保護し署名するために暗号化とデジタル署名を使うことによって、Giovanniは最も安全な解決策を提供します。例えば、“著作権1969”、“これはMy Company, Inc.が1998.6.8に発行したものです。”、“このコピーは、Scott Moskowitzのアカウント番号ABC123に帰属するものです。”(注意: 3つの別々のメッセージはそれぞれの鍵により電子透かしとして埋め込まれます。)といった電子透かしを抽出して直ちに読める方が、“134ad92cd90a”という電子透かしでしかも著者、そして意味を語ってもらうための偏見をもった第三者を必要とする方法より断然信頼性があると思います。そして次のことに注意して下さい。デジタル署名や同様の暗号セキュリティ無しでは、誰でも簡単に自分のシリアル番号でメッセージを上書き埋め込みでき、分解された優先権や所有権は良くても希薄なものとなってしまいます。
別の問題ですが関連のあることは、理解できるテキストの使用を通じて、小さなアーティストと発行者が個々に彼らがコンテンツに力を発揮できる直接的な管理を大きくすることです。まず第一に、第三者の手に管理を委ねる間接的効果をもつセントラルデータベースの構築は不必要です。次に、人間は政治的、社会的人間ですので、実世界になればなるほど、より広範囲な採用が必要となってきます。
最後に、電子透かしの統合には繊細な透かしメッセージを確認するチェックをするべきです。Giovanniだけが、コンテンツ信号に統合する前に、その埋め込み情報にデジタル署名します。そのような証明無しでは、透かし情報の削除や置換は意味がありません。静止画の電子透かしをテストできるサイトとして、
http://www.altern.com/watermarkとStirMarkを参照して下さい。
電子透かし情報の標準定義はありますか?
いいえ。
音楽産業に対してGiovanni電子透かしソフトウェアは、透かしデータのベースラインとして或いはメッセージ毎に、約100ビットのIndustry Standard Recording Codes (ISRCs)を使っています。音楽産業は、少なくとも7秒間に1メッセージのレートでエンコードすることを求めています。Giovanni電子透かしはアナログ変換にも耐えられますか?を参照して下さい。
静止画像産業については、現時点では標準定義はありません。
私達は、電子透かしメッセージとしては既存のファイルが最良であると信じています。考察: インターネット上で提供されているほとんどの静止画像に対しては、100ビット(12バイト)を超える必要性はないでしょう。
Giovanni電子透かしはアナログ変換にも耐えられますか?
はい。
私達は、音声と静止画の製品を区別しています。音声は後述する、産業に基づくテスト標準があります。静止画は一般的に、スキャンされた画像からエンコードする機能と、少なくともJPEG圧縮に耐えうる必要性があります。既存のソフトウェア製品に対する耐性、強固さをテストすることがベンチマークとして明らかに必要でしょう。
ハードウェアソリューションも含めた$$$Specialized CODECsが、その様なサービスを求めている方達に対して開発されるでしょう。
以下の変換が耐性のパラメータとして、Giovanni音声CODECを使ってテストされました。International Federation ofthe Phonographic Industry (IFPI)、the Recording Industry Association of America(RIAA)と6つの大手レーベル会社(Warner, Sony, Universal/MCA, Polygram, BMG, Capitol EMI)、そしてTelstar(独立系レーベル会社を代表して)の指導のもとに、the MUSE Embedded Signalling Request for Proposalによって、パラメータは決定されました。更に、あまり強固でない電子透かしを不用意に消去してしまう可能性のある、ラジオ局において行われる一般的な変換についてもテストが行われました。(The audio industry embedded signalling standards project(MUSE)のプレスリリースが、RIAAウェッブサイトのunder technology - IFPI & RIAA Press Releaseに掲載されています。)
D/AとA/Dの2つの変換
定常状態の10%の時間圧縮と伸張
次の様なデータ縮小技法:
MPEG(全てのバージョン)
adaptive transform coding(ATRAC)
adaptive subband coding
Digital Audio Broadcasting(DAB)
Dolby AC2とAC3システム放送システム等に適用されている、マルチバンド、ノンリニア振幅圧縮付加的、或いは増加的なノイズの適用同じシステムを用いて、2番目の埋め込み信号を単一のプログラム断片に適用 オリジナル信号に関して15dBの最高変度でのノーマルなアナログ周波数応答制御(例えば、バス、ミッド、トレブル)に対応する周波数応答歪曲以下に基づく、群遅延(group-delay)歪曲の適用:
周波数(kHz)0.5 1 2 4 8
群遅延(group-delay)
強固さ(ms)6.4 4.4 2.4 2.6 3.6
可能な周波数ホッピングと共に周波数ノッチの適用
Giovanniでは“鍵を第三者に委ねる”ことが必要ですか?
いいえ。
基本的にコンテンツのクリエータは、自分達の創造物の結果に対してその管理の最大の源であると信じています。また、著作権所有者が外形や形式等どんな方法にしろ、著作権の管理を他者に任せることは、本当のダイナミックなデジタル市場にとっては興味のあることではないと思います。
Giovanniは一回の作業で、マルチ電子透かしレイヤをサポートします。これらのレイヤにアクセスするための鍵の配布は、権利のオーナーの全く自由です。許可した代理店に鍵を提供することで、権利のオーナーはその代理店が作品を確認したり透かし情報にアクセスするために電子透かしをスキャンさせることが可能です。また鍵にアクセスすることを差し控えることで、権利のオーナーは自分自身だけが対応する電子透かしの情報を読むことができます。
Giovanniによって複製コピーの防止はできますか?
いいえ。しかし、Giovanni Scramblerはできます。
これは“不正コピーの問題”で、デジタル環境で起こる根本的な問題です。“安全”で“信頼できるシステム”のアプローチがたくさん提供されていますが、ハードウェアレベルでさえ、その様なシステムを熟知している技術者にとっては簡単に破ることができるのです。コピーすることを防止する代わりに、Giovanni電子透かしは個々のコピーに対して確実に責任を持たせることを可能とする唯一のシステムです。人々はもしその様なコピーが追跡可能であることを知ると、不正なコピーをしたり、それを流通することを拒みます。もし制作者が不法コピーを入手すれば、その犯人を簡単に割り出したり、その不正コピーの真正をチェックし破棄することができます。InterTrust、IBM、或いはWAVE Systemsが推奨しているような信頼できるシステムでは、著作権所有者に著作権を管理する機能がありません。セキュリティは第三者に委ねられてしまいます。さらにコンテンツの“利用許諾”や管理も同様に第三者に委ねられます。